まぼろしのみぎ ~ディスコグラフィー~
窓辺
次のバスは いつ頃に来んのか
乗らねぇけど 行き先まで考えて待っている

たぶん君の知らない話 見た事もない景色を
僕は知っているぜ

西日が差す 窓辺に座ろう
君の髪が 僕の胸元で揺れたがっている
風が揺らす カーテンの裾につま先を伸ばして
つかの間を 重ねよう

君はバスの時間なんて気にしない
乗っても乗らなくてもいいぐらいにしている

行き先なんて どこでもいいと 思ってんだ
僕はそれを見て 楽になれるよ

僕らはただ窓辺にいる 何も話さずに
何もする気もしないで

そんな時間にうつろいでいよう
意味もなさそうな今が 僕らを導くだろう

西日が差す 窓辺に座ろう
君の髪が 僕の胸元で揺れたがっている
風が揺らす カーテンの裾につま先を伸ばして
つかの間を 重ねよう

何もいらない 全部ここら辺に転がっている
拾い上げて 一緒に見よう
窓辺で